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アメリカ ハリケーン アイザック [アメリカ ハリケーン アイザック]

アメリカでハリケーン「アイザック」がルイジアナ州南東部に上陸したとニュースが流れています。


7年前にニューオーリンズ上陸したハリケーン「カトリーナ」は甚大な被害を与えましたが、ハリケーン「カトリーナ」を受けて設置された洪水対策がどのような結果になるが試されることになります。


アイザックは、日本時間29日午前9時00分の時点で、ニューオーリンズの南東140キロの地点に位置し、最大風速は毎時130キロもある超大型となっています。


アイザックはハイチで既に少なくとも23人の死者を出しています。


オバマ大統領は今週に入り、ルイジアナ州とミシシッピ州で非常事態を宣言を出しています。


石油精製施設が集まっているルイジアナ州では、大手のエクソンモービルなどが操業を停止しています。石油関連施設が集まる地域で被害が拡大した場合、ガソリン価格が上昇する可能性も指摘されています。


農作物によってはアイザックが恵の雨となるケースもあります。


9月に作付けが行われる冬小麦にとって救いの雨となるものの、トウモロコシと大豆には遅すぎる雨となるようです。


農家は既にトウモロコシの収穫を始めており、一部の大豆は雨による好影響を受けるものの、大部分の大豆は例年より早い時期に作付けされており、収穫時期が近づいているので、今雨が降ったとしても何の役にも立たないのです。


冬小麦の作付けの準備をしている農家にとっては、雨は土壌水分を高めてこれからの生育に良いスタートをもたらしてくれそうです。


自然の雨はいいようにうまいことは降ってくれない物ですね。

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