統一教会 文鮮明 危篤だったが死去

統一教会が文鮮明氏が危篤と報道されていましたが、３日、風邪と肺炎による合併症のため、韓国京畿道加平郡の病院で死去しました。９２歳でした。


文鮮明（ムン・ソンミョン）氏は８月初めに健康状態が悪化しソウル市内の病院に一時入院していましたが、それまでは７月に、統一教会2件グループが主催した韓国のサッカー大会で開会宣言をするなど活動を続けていました。


退院後の１４日に再び症状が悪化して入院し、危篤状態となり、３１日にソウル聖母病院から統一教会所有の清平（チョンピョン）団地内の清心国際病院に移され、治療を受けていました。


統一教会側は「文鮮明教祖は現在、肺炎で集中治療室に入院してから半月ほど過ぎ、腎臓機能が停止し、肝の機能も急速に落ちるなど、合併症の症状が表れている」と説明し、各種機械を使って生命を維持する治療を行っていました。


統一教側は３０日、ホームページに載せた文で病状が現代医学では好転させる方法がない状態だという事実を知らせていました。


文鮮明氏は１９２０年、現在の北朝鮮の平安北道定州出身で、大規模な合同結婚式を主宰し、世界各国の首脳と会談するなどの活動で知られる世界基督教統一神霊協会（統一教会2件）の創始者でした。

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